【食品企業に勤める私が教えます。】栄養成分表ってどこまで正しいのか?ダイエットする際のコンビニ食、外食
こんにちわ。
以前にもお話ししたことがありますが、私は食品系の会社で営業をやっております。
毎日10数個、多い日には100品近くの試食があったりと、食品のスペシャリストである私が
「どういったものがダイエットに効果的なのか?」という見分け方を紹介致します。
夏に向けてダイエットを始めたいという方や、身体を変えたいけど何からすればいいか分からないという方。
まずはこの記事を読んで正しい知識を身につけましょう!
- 栄養成分表示の真偽
- 具体的に何を見ればいいの?
- 栄養バランスの黄金比
1.栄養成分表示の真偽
⬆️の画像のようなものが外袋に記載がされております。
最もベーシックな栄養成分表です。この他に、原材料や加工地なども記載あり。
2020年4月より、新食品表示法によりすべての食品にこの栄養成分値の記載が全ての食品に義務付けられます。
実際に業界内部では、テキトーな一括表示を作っており、再度この新法改正のタイミングで検査したところ
大幅な栄養成分値のズレがあったというケースも多くあります。
そう考えると、コンビニに売っている商品を食べ続けてダイエットするのも少し怖さがありますね。
レストランや居酒屋などの外食店であれば、人によって味付けの加減も違い、大きな成分値との乖離があるのも当然と思っておいた方が良いでしょう。
こういったことを考えだすと自炊するのが何よりも計算、管理しやすいなと改めて思いますね…
2.具体的に何を見ればいいの?
といった前置きはあれど、20年4月の食品表示法改正のタイミングで多くの食品にメスが入るかと思います!
では、ダイエットしたいという方は、どういったとこを見ればいいのか?
優先順位は次のようになります。
- 総カロリー
- タンパク質の多さ、脂質の低さ
- 炭水化物量と塩分
- ビタミン、食品添加物
①カロリーに関してはダイエットしている方は低いものをセレクト!1日に3食食べる方なら1食を500kcal以内に抑えられると良いですね。
②タンパク質多め、脂質少なめがベストです。
タンパク質は筋合成の材料になるので1日に自体重の2倍量(70キロの人は140g)摂取したいですね。
脂質はとにかくカロリーが高い。カロリーを抑えて、満足感のある食事を得るには脂質を抑えるのが有効です。
タンパク質が20g以上で、脂質が5g以下のおかずなど非常にダイエット向き!
③炭水化物の量は、減らしすぎないように注意。
脳のエネルギー源であるブドウ糖を生成するので、活動する時間の前に食べるのをおすすめします。
良い炭水化物の例としては、油の少ないもの!
(ご飯、バナナ、そば→◎ パン、チョコ、チャーハン→✖️)
④ビタミン、食品添加物はダイエットをしているおOLさんなど重要視しているように思えます。
しかし、大前提は三大栄養素とカロリーを見ることから!
3.栄養バランスの黄金比
先程紹介した三大栄養素に関して、ボディメイク業界ではダイエットの黄金比が存在します。
それがこちら⬇️
タンパク質:炭水化物:脂質=4:4:2
カロリーを1日に1600kcal摂るという方なら、上の順番で640:640:320(kcal)になるようにすれば良いわけですね。
ぶっちゃけ初心者の方には現実的でない数字かと思います。(摂取するのも、計算するのも)
手っ取り早く痩せたいという方は、まずタンパク質をしっかり摂る。(体重の2倍)
そして、油物を出来るだけ避け、炭水化物はコンビニのおにぎり4個分くらいにしてみる。
こうするとおそらくですが、上の黄金比に近づいた栄養バランスになるかと思います。
※筋肉量の多い方はもっと必要(タンパク質、炭水化物ともに)
如何だったでしょうか?
皆様の理想の体へのお手伝いが少しでもできれば何よりです!
それではまた👋